水難救済思想の普及

海を安全に楽しむための基礎的な知識・技能を体得してもらうとともに、水難救済ボランタリー思想の普及啓発のため、全国各地で「海の安全教室」を開催しています。

海の安全教室

地元の小学校3校で「海の安全教室」を9回開催しました

 令和2年7月8日から7月27日の間、広島県水難救済会では、海楽園ハーバーレスキューステーション救難所の救助員1名が講師になり、地元の小学校3校を訪問し、計760人の生徒と44人の教員が参加して、「海の安全教室」を開催しました。
 開催は、延べ9回となりましたが、このうち3回は、広島海上保安部から職員2名も講師として参加し、「海浜事故の発生状況と事故防止について」及び浮いて救助を待つ技能を教える「ういてまて」の講習を行いました。
 例年はプールを使用して「海の安全教室」を実施していましたが、コロナ禍のためプールの使用ができず、教室や体育館を使用して、映像を用いるなど、工夫した講習となりました。
 講習後、多くの生徒から寄せられた感想文には、救助員、海上保安部職員への感謝の気持ちが綴られていました。


海上保安官の講義を受ける生徒

広島県水難救済会による体育館での講習

海上保安官による「ういてまて」講習

講師の海楽園ハーバーレスキューステーション救難所山岡和子救助員による教室での講習

<子供たちからの感想文(抜粋)>

● しらないことをおしえてくれてありがとうございました。
● いのちをまもることをおしえてくださってありがとうございます。
● 山ちゃんにおしえてもらった「ういてまて」がとってもよくわかりました。
● たいせつなポイントがよく分かりました。
● 「ういてまて」をやってみようと思います。
● らんどせるがうくのをはじめてしりおどろきました。
● 友達がおぼれていても、水の中には入らずにきゅうきゅう車をよんだり、おたすけアイテム(ペットボトル、うくもの)をわたせばいいことが分かりました。
● ぼくがおぼれたらういてまてをちゃんとすることをがんばります。
● 「ういてまて」を家で寝る時、おふとんで、れんしゅうしたいなと思いました。
● 海におぼれたときにどうすればわからなかったので海の安全教室があってよかったです。ふくはぬがないほうがいいっていうのがはじめてしりました。
● 帰って、命を守る方法を調べようと思います。
● 私たちは、これから海水浴に行くと思うのでいい勉強になりました。
● ひものむすび方はむずかしかったけど、家で練習して、キャンプとかで使ってみたいと思います。
● ふねやボートにのるときライフジャケットを着用しないと違反になることも分かって、とても勉強になりました。

<参加した先生から山岡救助員>

パワーポイントと上手なお話とエアプールをしたことで、子どもたちがとても楽しくのりのりで最後までお話を聞くことができて、すばらしかったです。分かりやすく楽しく授業していただきありがとうございました。

<山岡救助員のコメント>

 コロナ禍において多くの学校で水泳授業が中止される中、各学校の先生方のご協力のおかげで「海の安全教室」を無事行う事が出来ました。教室での授業では、子ども達が飽きないよう色々工夫しました。感想文を頂戴し、楽しみながら学習してもらえたようでとても嬉しく思います。

命を守るために

 令和2年の船舶からの海中転落者のライフジャケット着用・非着用別による死亡率は、着用者で13%、非着用者で61%となっています。過去5年間(平成28年から令和2年)の船舶からの海中転落者のライフジャケット着用・非着用別による死亡率は、着用者で11%、非着用者で52%となっており、非着用者の死亡率は着用者に比べ高くなっていることから、ライフジャケット着用の有無が、海中転落した場合の生死を分ける大きな要因となっています。

「令和2年海難の現況と対策」(海上保安庁)(https://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/keihatsu/20210630_state_measure01.pdf)を加工して作成

ライフジャケット着用体験

平成30年2月1日以降、小型船舶の船室外の甲板上では、 原則、すべての乗船者にライフジャケットを着用させることが、 船長の義務になりました。

離岸流

岸から沖に向って、強い流れを起こす離岸流。もし、巻き込まれてしまったら、まっすぐに戻ろうとせず、海岸と平行に移動し、離岸流から抜け出した後、岸へ向います。

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